仄暗い風呂の底から

好きなことを好きな時に好きなだけ書く。はず。

風呂の底からお久しぶり

好きなことを好きな時に好きなだけ書く、とか掲げておいて放置かよ…な状態でしたが、2023年は我らが三代目JSBイヤーでして…めっちゃ忙しくてえ…2024年前半はソロ活動メインだしちょっと落ち着くかなあと思ったら。


🐚 ブオー

なんか来たんだけど?!?!?!HiGH&LOW THE 戦国?!なにそれ?????
まあ…ハイローと名のついたものはまずはチェックしますから…というわけで、終盤もいいところですが来週ザ戦観劇予定です。何故か三日連続で。
なお、ハイローがなんで戦国なんだよとか疑問を持つべきところなのですが、いつもの三代目というかLDHの謎に壮大なライブオープニング映像でよく分からんタイムスリップしたりマルチバースだのあるので、まあ…戦国って言っても戦国時代じゃないんだろうなって…
おまけで三代目のメトロポリスツアーのティーザー(これのフルバージョンが会場で流れる)置いておくので、謎な壮大さをお楽しみください。

それにしても、Jr EXILEとふれあっていただいたヅカヲタの方々が、藤原樹を見て無い新人公演の記憶を掘り起こされていてニッコリしたり、浦川翔平から何故かゲリラタタにたどり着かれたり、いやそこでゲリラタタかな…大丈夫かな…と心配になる三代目ヲタでございます。
ゲリラタタ元ネタおよび仕掛け人は三代目のNAOTOさんで、他にも仕掛けて回っていたのでどうぞよろしくお願いいたします。

なお私は宝塚沼に棲む友から、「ハマるならたぶん瀬央さんじゃなくてみなみちゃんだと思うよ!」と背中を押されているところです。たすけて😇

 

ハイローの民、ヅカローを反芻して震撼する

これを書くにあたって、そういえばサブタイトルのTHE PREQUELってどういう意味なんだろ?と思ってようやくに調べました。
「前日譚」…ってまんまだけど、そんなオシャレな単語知らないよ!

 

ハイローって元々が自分とこ(LDH)でも手広く展開してまして(この辺色々おもしろい話があるのでまたいずれ)、何かあればわーわー言って楽しんでおりますが。
外部とのコラボレーションとなると、恐れ多くもあり、だがしかしエラそうに懸念もあり…と内弁慶とオタ根性を発揮して忙しいけど、基本は乗っかりたい祭好き。
ハイローの祭は達磨通せやぁ!と意気揚々と生観劇とはなりませんでしたが…ライビュとお買い物だけでもありがたみ満載すぎて、宝塚さんに足を向けて寝られません。今回はそんなお話です。
(ハイローのネタバレが含まれますので、初見を楽しみたい方はどうぞページを閉じてください)

 

そもそも「宝塚に再現度でいちゃもん付けられるはずがない」というのは、これまで宝塚で舞台化された他ジャンルを見ていれば自明の理なんで、そこは全く問題じゃなかったです。オタクなんで銀英伝とかるろ剣も観てみたかった…今度の応天の門も気になる…
ハイローなんて、野蛮な男ばっかなんですけどよろしいんで…?と思ったらスチル写真の時点でめちゃくちゃカッコいいし、スモーキーの顔が可愛すぎて震えた(怯え)。

 

となると、ストーリーがネックになるわけですが。

 

発表されたあらすじが「SWORD誕生前夜、コブラが無口になったきっかけの悲恋」。
宝塚にはロマンスが必要、それは重々存じ上げております。
でも純子さんも言ってました、「守るべきものが増えるとケンカが弱くなる、だから女とは付き合わない。あの言葉は嘘だったの?!」。
それはコブラさんの主義ではあるけれど、演じた岩田さん自身のコブラ観でもあり、とある女性キャラといい感じになる筋書きを「コブラはそういうヤツじゃない」と拒否って変えたという経緯もありました。
メタかつ面倒くさい話ですが、ハイローは演じてる本人のキャラ観をわりと優先して作ってきたことで、「熱さ」が持続した面もあるんじゃないかなーといちオタクは思っていますが、メディアミックス的には面倒くさいですよね…
それに、MUGEN解散後〜本編の間ってわりとコブラさん病み期だと思ってるので、女とかそういう余裕あるのかなあ…という気持ちもあったり。
そんな前置きもあり、宝塚大劇場公演中は遠巻きに眺めてるつもりだったんですが、実際に観劇してきたハイロー民が楽しそうにしてるからやっぱり気になって。
私より渋々だったコブラさん強火担の友にわりと強引にライビュについてきてもらいましたが、結局彼女も「コブラさん…真風さん…イケメン…」と大満足してめでたしめでたし、となるはずでしたが。
ライビュ後にサ○ゼ○ヤでご飯を食べつつ感想戦をしていた時に、彼女がカナちゃんについて「そうか…あなたは消えゆく身なのか…」と得心して言ったその言葉が、よくよく考えたら結構な仕掛けの一端じゃないかと思いまして。

コブラさんに女ァ?!となるところを、カナちゃんが「消えゆく身」であることで、彼女の存在がヅカローの中だけのものであるという見方にもなるのですが。
劇中に、コブラさんと同級生の人物がもうひとりいるんですよ。
でもコブラさんは同級生であるヤマトに、同級生であるカナちゃんの話をした気配がない。「女ができたのか?!」と騒がれたシーンで「ちげーよ!同級生にいただろ、カナってやつが」とか言っておけば、ヤマトも「ああ!お前にコブラツイストかけた度胸のあるヤツ!」とかなんとかなったかもしれないし、カナちゃんのあれやこれやに力を貸してくれたかもしれない。でもコブラさんはそうしなかった。
なので、カナちゃんの存在は「ヅカローの中だけのもの」というより、「コブラさんの中だけのもの」とも取れると思うんですよね。岩田さんが「コブラはそういうヤツじゃない」と女性キャラとの関係を拒否ったのは、SWORD成立後のストーリーの中なのである意味不整合でもない。
それはそれで美しい仕掛けだな、と。
ところがねえ、ツイッターで見かけた「コブラに届いたカナちゃんからの封筒」の表書きの件をよくよく思い返しました。
(封筒の文字読めるくらいガチの双眼鏡持ちの方、そんなところまで見てていただいて本当にありがとうございます…!)
カナちゃんの名字が封筒に書かれていた通り○○だとしたら…コブラさん、ファイナルミッション(映画3作目)の大詰めのあの場面、どんな思いであそこに突っこんで行ったの?!という、あとから仕掛けられた壮大な伏線に震えることに…
実はそこでコブラさんが女性キャラというか女児パイセンを助けるんですが。カナちゃんとかぶるところがあると言えばあるとも解釈できてしまう女児なんですが。
えっ、怖。野口先生、まさかそこまで考えて書かれた…?

 

同じハイローオタクとして野口先生とはハイタッチかましたい気持ちも山々ですし、野口先生の解釈がめちゃくちゃ精度高いので、先生を囲むハイロー夜話を開いていただきたいです…なんならコブラさんコスでいらしていただいても…😊

ハイローの民、レビューで脳を焼かれる。そしてキャトルレーヴへ…

(新鮮な初見の悲鳴をお届けしたいところですが、こちらも実際はライビュ×2の後にこれを書いているので鮮度が落ちていることをご了承ください)

 

気が付きましたが、実はヅカローを観るまで宝塚のレビューの演目を観たことがなかったらしい…
宝塚のエリザベートをDVDで観たことはある、と申しましたが、レビューがなかったのか観せてくれた人があえてカットしたのか定かではないけれど、観たことがないのは確かでしょう。

 

観てたら忘れるわけがない。

 

暗転からジャーン!て感じで皆様勢揃いしてるとこでおおー!ってなって、これから何を観せられるんだろ…思ってたらトップのお二方が登場するじゃないですか。めっちゃかっこいいじゃないですか。(潤花さんのお背中が美しすぎる…)

 

真風さんの「…サルーテ✨(投げキッス)」で木っ端みじんになりました。

 

いやこの投げキッスはなかったような気がするんで完全に幻覚かもしれないんだけどあれは概念として完全に投げキッス付いてたよ?????(混乱)
それにしても男役の方って袖の花道とか銀橋でめちゃくちゃえぐいファンサしてくださるじゃないですか、あれを食らってるファンの皆様は…ご無事なんで???
そこからはもう、お洒落な翼でイタリア巡りでしたね……
ダンスと歌と畳み掛けられて息つく暇ないし、豪華なお衣装何着出てくるの?ってくらい変わるし…娘役さんの衣装替え、ドレスだし大変じゃない?タイツとかアクセサリーも替えてるよね?
ちなみに真風さんの臙脂のガウンからの白レースのお衣装と、最後の方の臙脂の燕尾が好きです!燕尾の時に潤花さんのドレスと揃うのすごい素敵〜潤花さんの最初のグリーンのドレスと、最後のイタリアンカラーの大きいリボン付いたドレスも好きです!
お芝居で○○だった人!とか見つけるのも楽しかったです。もっと見分けつくともっと楽しいんだろうなあ。純子さん…じゃない、天彩さんめちゃくちゃ歌上手いの、そりゃああのストロベリーサディスティックになるわ。
そうやって人探ししてたら色々と…事故りまして…
あのー、ヴェニスのゴンドラの場面あるじゃないですか。ゴンドラに乗ってお人形さんみたいなボンネットかぶってるのかわいいなあと思って見てたら、お顔が…スモーキーでは?となりまして。男役の人が女役することあるっていうのは知ってたんですけど、そんなこともされるので?ていうかボンネあるから顔のラインわからないから違うかもしれないし?と思ってたんですけど。
立ったらどう見ても娘役さんよりデカいから…これはスモーキー…じゃなくて桜木さんでは???

 

その謎を解明すべく、♪カープリーチョーザ〜カープリチョーザ〜Yeah!と歌いつつ我々は日比谷に向かったのだった…

(訳:宝塚大劇場のライビュ終わったテンションでパンフ買おうと思ったら映画館では売り切れてたので、どうせだからとキャトルレーヴにカチコミしに行った)

 

当然ながらキャトルレーヴも初めてでしたが、グッズ色々あって楽しい〜メゾンドフルールとかサンリオとかのコラボグッズとかかわいい〜いいな〜!あと、写真を希望のサイズでプリントしてもらえるとか、今やってないみたいだけど好きな曲まとめてCD作ってもらえるとか、すごいシステムがあるんですね…
なお、先ほどの答えあわせは生写真でわかりました…あのお人形さんもといデカいお嬢さん、桜木さんじゃんかよ!!!
…これには実は前振りの前振りがありまして。
私がハイロー見始めたきっかけは窪田正孝asスモーキーだったことは申しましたが。
ヅカローのメインキャストのスチル写真上がった頃に「スモーキーの顔が可愛すぎる(怯え)」と言ってたのを、宝塚沼に急速潜航した友に捕捉され、その友とも繋がりのある強火コブラ担(一緒にライビュ行ってそのまま一緒にキャトルレーヴに来た)から素の顔が絶対に私の好みと言われ、前々から沼の中と背後から狙われていたのですが。
写真棚の前で固まった私の背後から、「だから言ったでしょ?」という声が。


ソウダネ…顔ガカワイイネ…

 

その日は無事にパンフとル・サンクを買って、カプリチョーザならぬサ○ゼ○ヤでご飯を食べて帰りました。
ていうか、舞台脚本読めるのめっちゃありがたいし、パンフに歌詞付くんだ。